築35年戸建の現状
先日決済した埼玉県の築35年戸建ですが、内装がひじょーにボロいです。
どうやらお住いの方がヘビースモーカーだったらしく、内装はそこらじゅう茶色に染まってます。匂いもすごい。
これじゃ、中古戸建として自己居住目的の人は買いません。自分も内見した時に引きました。仲介不動産屋さんも引いていました。
なので土地として売られていたのですが、旗竿で間口2.1メートルだから、なかなか買い手がみつからなかったんでしょう、土地値より安く売り出していました。竿の部分にクルマ2台おけるんですけどね。左ギリギリに寄せないとクルマの扉が開かなくて出られませんから、自己居住目的の人は敬遠します。
おかげさまで、それに指値を入れて固定資産税評価額の6割で買えました。私が持っている物件たちのなかで最安値であります。
さて、自分でできるリフォームをしました。
障子紙交換、スイッチプレート交換、照明交換、トイレ便座交換、洗面化粧台交換です。
障子紙のDIY交換で時給12,000円
タバコのヤニで、茶色く染まった障子紙。
うへぇ・・・
交換すればすっきり明るくなります。
この和室8畳なのですが、なんと障子が16枚もありました。もうひとつの和室8畳は、4枚だけなのに。
障子は、古い紙をはがす方が、新しい紙を貼るより手間がかかります。前回は水で濡らしてはがしていたんですが、20枚もはがすのに水で濡らしてはがしていたらラチがあきません。近くのホームセンターに駆け込んで障子紙のはがし剤なるものを調達しました。
その効果は、バッチリ!
するする綺麗に剥がれるじゃありませんか!
ありがいたいです。
20枚の交換にかかった時間は4時間。業者さんの見積もりだと51,000円(税込)だから、時給12,000円といったところ。効果抜群です。
<今回使ったもの>
障子紙は2本、糊は1本、はがし剤1本で、材料費は2,700円くらい。
アサヒペン 障子紙 貼りやすく・お得な障子紙 無地 94cm×8.6m
玄関ドアのクローザー交換
玄関ドアのドアクローザーが故障していたので交換しました。ドアクローザーのなかの油が漏れて、閉まるときに勢いよく閉まるようになってしまいました。「あぶないなぁー」と思っていたら、案の定、自分自身が指を挟んでしまった・・・
イテテ
新しいドアクローザーは、「リョービ 取替え用 ドアクローザー S-202P C1 ブロンズ」。取り付け金具が自在に動くので、他のメーカーのドアクローザーとも交換できるんです。売り文句には、
「ほとんど全メーカー全機種のネジ穴に対応。ドアと上枠のネジ穴をそのまま使えるので、ドリルを使ったスチールドアなどの面倒な穴あけ作業、ネジ穴作業がほとんど必要ありません。」
と書かれていますが、「ほとんど」が曲者。
さらに
「ドライバー1本で取替え可能です。」
と書かれているのは、完全に嘘。
私の場合、ドア枠のネジ穴は3個、ドアクローザーのネジ穴は4個でした。ありゃ1個足りません! こういう場合は、
「4.1mmのドリルで穴を1個開けてください」
と設置説明書にしっかり書かれています。幸いインパクトドライバは持っていたので、アルミに穴を開けるビット(針みたいなヤツ)をホームセンタで調達して穴を開けました。インパクトドライバはDIY大家さんにとって必携であります。
施工自体は簡単です。30分以内で完了しました。2回目からはもっと早くできそうです。
<今回使ったもの>
リョービ 取替え用 ドアクローザー S-202P C1 ブロンズ
鉄、ステンレス、アルミ、プラスチック、木材兼用なので他の工事にも使えて便利。
マキタ 充電式インパクトドライバ 14.4V M695DWX バッテリー2個付き
以前はコードタイプの安いものを使っていましたが、充電式のコレに変えてから作業が効率的になりました。リフォームは腕より道具次第です。