日本政策金融公庫から修繕費を借りる方法

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区分2号のリフォーム費用を捻出するために、借りやすいと評判の日本政策金融公庫に打診してみました。それだけだと額が小さくて借りる手間がもったいないので、ついでに他の物件の設備費用と納税費用もお願いしました。

借りてみた印象は「簡単」

ルール通りに、粛々と手続きを進めることで、融資を受けられました。物件購入費用となると、別でしょうが、きちんと経営できていれば修繕費は簡単です。これで無事年を越せます、って気が早すぎ。

銀行と比べて特徴的なのは、各フェーズの担当者が異なること。各フェーズを見てみましょう。

①電話相談(1人目。コールセンタの方)

こんな目的で借りられる? 見たいな相談をします。

自分の住所を管轄している支店を教えてくれます。

②申込書提出(2人目。書類の形式審査の方)

郵送でも提出できます。

私は書類不備のときにその場で直したかったので支店に行きました。

<提出書類>

・指定の申込書

・指定の企業概要書

書ける範囲で充分。大家さんはあんまり書くところないです。
業種は「不動産賃貸業」とします。
決して「不動産投資家」と書いてはいけません、というのは定石。

・借入用途一覧(自作様式)

・リフォーム見積り(業者発行)

・所有物件一覧(自作様式)

・所有物件の登記簿謄本コピー

③面談(3人目。融資審査の方)

面談日は一方的に郵送で通知が来るという話をWebで聞いていましたが、
そんなことはなく、電話がかかってきて日程調整してくれました。
私がサラリーマンだから配慮してくれました。
そのあと、郵送でも通知が来ます。

<追加書類>

・既存のローン返済表

・配偶者の確定申告書

④自宅訪問(3人目と同じ)

事業所訪問の位置づけ。

大家さんだと自宅に来ても何もないけど。。。

このあと、郵送で融資決定通知がきます。

⑤契約書類提出(4人目。書類受付の方)

<追加書類>

・契約書+印紙

・設備費借入の確認書+印紙
これを出すと当初2年間金利が優遇されます。

・返済口座の通帳コピー

・印鑑証明書

 

以上。民間の金融機関とは趣が違います。

全部で1ヶ月くらいかかりました。

2回目以降はフェーズが減るので短くなります。

修繕費なら、保証人不要、担保不要、固定金利で低金利なので、今後もお付き合いしたい金融機関です。

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ABOUTこの記事をかいた人

IT系サラリーマンのかたわら埼玉県、栃木県、神奈川県で大家をしています。 投資対象は、中古戸建、中古/新築アパートなど40戸。 せっかく目標キャッシュフローと純資産を達成したもののサラリーマンを辞める踏ん切りがつきません。これが現実。