前回に続き、また滞納ネタです。
築55年戸建の滞納4ヶ月が解消しました。
戸建を18戸くらい運営していますが、わたしの経験だと家賃が低価格帯の戸建は滞納する傾向にあります。だいたい6万円がそのボーダーライン。
今回の物件の入居者さんは60代のやや高齢者世帯。
長年勤めていた職場を離職して収入が厳しいようで、
払ったり払わなかったり、
どちらかというと払ってくれることが多くて、
まれに2ヶ月分払ってくれたりして、
払う気持ちはあるようなのでありがたい、
滞納が増えたり減ったりを繰り返しながら、4ヶ月溜まりました。
いつもは家賃保証会社必須で賃貸契約をしているのですが、この物件はオーナーチェンジで買ってその時からの入居者ですから家賃の保証会社契約はありません。オーナーチェンジのデメリットですね。
でも管理委託しているので滞納があっても自分で督促せずに済んでます。購入時に仲介していただいた会社から管理させてと依頼されて断れなかったーー。それが良かった(^^)
戸建賃貸は共用部がないですから管理といってもあまりやることがありません。家賃保証契約があれば管理委託はいらないと思ってます。
滞納があれば家賃保証会社に連絡する、設備が故障したときはリフォーム業者さんに連絡する、賃貸中はそれだけです。それに加えて退去の立会いに時間を取られます。これが許容できるかどうかが、自主管理できるかどうかの境目です。
わたしは早期リタイア願望があるので、これくらいの手間だったら自主管理を選びます。利益を積み重ねて純資産が増えれば早期リタイアにつながります。
さて、
物件は築55年。古くても作りがしっかりしているということもなくボロなので
「退去したら土地で売却かなぁ」
と考えています。と言ってもまだローンが残っていますから管理会社さんには
「少々滞納があっても住んでもらえる方がいいです」
と伝えておりました。
そんな状況のところ今月は4ヶ月分どーんとお支払い!
な、何があったんだ??
4ヶ月分といったら24万円ですよ!
すぐ直後に賃貸契約更新の契約書が届きました。
おそらく連帯保証人の父親に連絡が行って父親が払ったのだろうと想像してます。賃貸契約更新のときは、改めて連帯保証人の印をもらいますから。
入居者さんは60代ですから連帯保証人の父親は80歳くらいで、かなりのご高齢。
「律儀だなぁ」と感じました。嬉しくなる。誰が払ってくれたかは想像ですけど。
回収いただいた管理会社さんには感謝です。
これで残りの滞納は、宇都宮アパートの2部屋3ヶ月分。
こちらもオーナーチェンジの時からの入居者で家賃保証契約はありません。
滞納が増えないようにまとめて払ったり払わなかったりが5年間続いていて、払う意思はあるので様子見です。