築38年の戸建に新しい入居者さんが入りました。
さっそく「テレビがつかないんです」と電話あり。
前の入居者が入居する前に地デジアンテナを業者に立ててもらったし、前の入居者は何も言っていなかったからつくはずなんですが。
いつもならテレビ周りの写真をメールで送ってもらって確認するのですが、この入居者さんはちょっと高齢なので難しいと思い、見に行きました。
クルマで1時間のドライブ。
初めてお会いするので東京で買った500円くらいのオシャレなお菓子を手土産に持って行きました。下心は何もなく単なるコミュニケーションの潤滑油。かえって恐縮されてしまった。
テレビをみると「ん、ついてる?」
どうやらBSはつくけど、地デジがつかない状況。
ネットで買ったアンテナ電波レベルチェッカーを片手に点検するも、悪戦苦闘。
アンテナを建ててくれた業者さんに電話で相談してやっと解決。
テレビがついたときには「おーっ」と歓声があがりました。
原因は、地デジのブースター電源ボックスを取り付ける場所が間違っていたこと。
壁のBSアンテナジャックとテレビのBS端子の間についていた。
正しくは壁の地デジアンテナジャックとテレビのUHF端子の間でした。
写真の上がBS、下が地デジ。こりゃラベル付けないとわからないですね。
わかってみれば「なーんだ」ですが、なにぶん個々の戸建のアンテナ配線の仕様を把握していないものですから時間がかかってしまいました。
ちなみに自宅は、BSと地デジが1本のアンテナジャックになっていて、分波器で分配してテレビのBS端子とUHF端子につなぐ仕様です。
ややこしい。
そんなトンチンカンな点検でしたが、入居者さんにはとっても感謝されました。
スッキリ!
<今回の道具>
古い戸建を買うと地デジ対応でなかったり、アンテナが壊れていたりするので、賃貸前にテレビがつくことを確認しています。
自宅からテレビを持って行って確かめるのは手間がかかるので、アンテナチェッカーを持ち歩いています。軽いし、それほど高いわけでもないので便利。
そうそう出番はありませんけど、持っていると今回のような時に活躍します。
というか、もっているからワクワクした(笑)