以前、A信金さんよりB信金さんのほうが金利が低かったけれど借り換えしなかった、という記事を書きました。将来A信金さんから新たに借りるオプションを残したかったからです。ひとによっては、金融機関はたくさんあるから借り換えるべき、というご意見もあります。でも、わたしが住んでいる埼玉県は金融機関少なめなんですよね。
埼玉県に本店がある金融機関
◆都市銀行
埼玉りそな銀行
◆地方銀行
武蔵野銀行
◆信用金庫
青木信用金庫
川口信用金庫
埼玉縣信用金庫
飯能信用金庫
◆信用組合
埼玉県医師信用組合
熊谷商工信用組合
埼玉信用組合
以上、9個だけです。
この9個にしても、必ずしも埼玉県全域を営業エリアとしてカバーしているわけではありません。例えば青木信用金庫や川口信用金庫は県南地域に支店が集中しています。飯能信用金庫は県西地域に支店が集中しています。支店がないエリアの物件は融資しずらくなります。
埼玉県に支店がある金融機関
支店でよければ、さらに27個あります。
◆都市銀行
三菱東京UFJ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
◆地方銀行
足利銀行
栃木銀行
群馬銀行
東和銀行
東京スター銀行
東日本銀行
八千代銀行
大光銀行
八十二銀行
◆信用金庫
多野信用金庫
朝日信用金庫
足立成和信用金庫
青梅信用金庫
亀有信用金庫
西京信用金庫
城北信用金庫
巣鴨信用金庫
西武信用金庫
瀧野川信用金庫
東京信用金庫
東京東信用金庫
日興信用金庫
◆信用組合
あすか信用組合
ハナ信用組合
◆公的金融機関
日本政策金融公庫
しかし、支店があるだけだと、必ずしも埼玉県全域を融資対象としてくれるかは金融機関次第です。とある地銀さんでは、さいたま市大宮区は対象だけれど、隣の中央区は対象外、なんてことがありました。電車で一駅しか離れてなくてもしっかりエリアの線引きがあるんですね。
信用金庫の数
個人不動産投資家が、サラリーマンのアパートローンに積極的なオリックス銀行、スルガ銀行から融資枠一杯に借りた後は、都市銀行、地方銀行、信用金庫から借りることになりますが、投資する対象によって借り入れ先は限定されます。
RCマンションなど法定耐用年数内で積算価格の高い物件を買うのであれば都市銀行や地方銀行になるでしょうけど、法定耐用年数を超えた築古木造アパートだと信用金庫に進むのが順当と思います。しかし信用金庫の数は都道府県によってまちまちです。
関東信用金庫数ランキング
・東京都:23
・神奈川県:8
・群馬県:7
・栃木県:6
・千葉県:5
・埼玉県:4
・茨城県:2
当然東京都が圧勝です。埼玉県はやはり少ない。そんなわけで金利差を理由とした借り換えは避けました。まあ、大事なのは融資に積極的な信用金庫の数なので、一概にどこの県がいいとは言えません。