こんにちは、青島渚です。
ついに、ローンをひとつ完済しました!
物件購入費のローンではなくて、リフォームローンですから借入額は小さいです。
しかしながら借入期間が5年で短かかったので、月々の返済額はそこそこありました。
この返済がなくなりました。
ローンを借りるときは、なかなか完済のときを想像することはできません。
特に30年ローンとか20年ローンだと、遠い将来です。
いっぽう5年ローンや10年ローンなら、近い未来です。
何もしなくても時間が過ぎれば完済になります。
完済すると一気にキャッシュフローが増えます。しかも税引後のキャッシュフローですよ。
これはありがたいです。
築古物件に投資していると、購入時から4年で減価償却が終わりますので4年後から所得税が増えて税引後キャッシュフローが減ります。
年々物件が古くなると家賃がさがることもあるでしょう。
そんなときに完済があれば、税引後キャッシュフローを補充できます。
わたしは5年のリフォームローンや10年の物件購入ローンがいくつかありますので、完済を考えたときには時間が経つのが楽しみです。返済期間が終わればキャッシュフローが増えることは「確定した未来」です。未来に対して安心感があります。
この感覚はRCマンションを30年ローンで投資する手法では得られないんじゃないかと思います。
ローン期間を長く伸ばすことはキャッシュフローを増やす有効な手段ですが、完済までの期間が長いですから何が起こるかわかりません。市況の変化のリスクが高い。
運営期間に高く売却できれば勝ち、安く損切りすれば負けです。完済まで持ち続けることは少ないでしょう。
いっぽうローン期間が短い場合は返済比率が高くなりキャッシュフローが少なくなりがちです。
完済までの期間が短いですから市況の変化のリスクは低いです。
完済まで耐えられれば勝ち、完済できなければ、つまり返済不能になれば負けです。
一長一短ありますが、投資家のリスク許容度に応じて選べば良いです。
良くないのは、投資家自身がどのようなリスクを負うことになるのか知らないまま投資すること。
こんなことは不動産業者は教えてくれませんから。