こんにちは、青島渚です。
また入居者さんから設備トラブルの連絡がありました。
水道局の検診がきたときに「漏水確認のお知らせ」という通知書を置いて行ったとのこと。
これは宅内で水を使っていないのに水流が発生している、つまりどこかで水漏れが起きている可能性がありますよ、という意味の通知書です。
入居者さんに「どうしたらいいですか」と聞かれましたが、わたしも初めての経験なものでなんともわかりません。入居者さんに通知書の写真をメールで送ってもらいました。
通知書には「A市の指定工事店に調査と修繕を依頼してください」と書かれています。指定工事店でないと工事ができないようです。
さらに「日頃依頼している工事店がない場合は、A市水道協同組合に紹介を依頼してください」と書かれています。
さっそくA市の水道協同組合に電話しました。
青島 「漏水確認のお知らせが来たのですが、指定工事店を紹介していただけますか?」
組合 「漏水ですね。住所はどちらになりますか」
青島 「xxxのxxxです」
組合 「すぐ近くにB管工という指定工事店があります。電話番号は、0xx-xxxx-xxxxです」
組合の応対は丁寧。とりあえず近くの工事店が紹介されました。近くを紹介するルールなのでしょうか。
「B」はいかにも苗字っぽい名前です。日本に多い苗字です。
Google Mapのストリートビューで工事店の外観を見ましたが、小さい事務所です。
いかにも家族経営っぽい。大丈夫かな。
一抹の不安を感じつつも、急いでいたのでとりあえず電話しました。
B管工(女) 「はぁーい」
青島 「(ううっ、名乗らないぞ。やばいか。。。)青島と申します。B管工さんですか?」
B管工(女) 「ええ、そうです」
青島 「水道局から漏水確認のお知らせが来たのですが、調査をお願いできますか。」
B管工(女) 「ああ、ちょっとまってくださいね」
青島 「(ただの電話番だったか、、、奥さんかな)」
B管工(男) 「もしもし、漏水なのぉ?」
青島 「(うはぁ、典型的なおっちゃんだ!)水道局から漏水確認のお知らせが来たので、診ていただきたくて。水道協同組合でこちらを紹介してもらいました。」
B管工(男) 「あーそぉーお、ちょっと立て込んでてね。明日しか行けないんだけどいい?」
青島 「(タメ口きたー、ま、いいや、近いし)いいですよ。だた私は住んでいなくて、貸家なんです(以下略)」
ノスタルジー漂う昭和な業者でした。
とりあえず陽気な感じだったので頼んでみることに。
入居者さんと日程の調整がついて、翌日現地を見に行ってもらうことにしました。
当日は行く前に入居者さんに電話するとのこと。
そして、当日。
B管工から入居者に電話連絡はなく、、、突然現地を訪問。
入居者は「電話連絡が来たら帰ればいいや」と思っていて、ちょっと近場に外出していてB管工と会えず行き違い。
どっちもどっちの対応。
で、結局両者の間で「鍵を開けておくから直しておいて」という話になりました。
不用心じゃないか、とも思いますが田舎だからいいんでしょうか。いちおう首都圏ですけど。
そして、当日夜。
入居者 「B管工さんから青島さんに工事の結果の連絡はきましたか?」
青島 「来ていないですよ。そちらにも来ていないんですか。」
入居者 「来ていないんです。」
青島 「(ううむ、どうなってるんだ、これ) ええと、B管工がすっぽかしたということでしょうか? 対応が悪いようでしたら業者を変えますので遠慮なくおっしゃってくださいね。」
入居者 「明日、B管工に電話して聞いてみます。」
青島 「(やっぱ、昭和な零細業者だとダメかなぁ・・・)」
で、翌日。
入居者 「B管工さんに電話しました。工事は終わったそうです。ありがとうございました。」
青島 「(うそっ、意外! 早い!)よかったです。お手数をおかけしました。」
入居者 「いえいえ、お借りできるだけありがたいです。」
だいぶ疑いの目で見ちゃいましたが、工事してくれたようです。
初めて依頼する業者は、きちんとやってもらえるかヒヤヒヤします。
後日請求書が来ましたが、工事写真付きの報告書が同封されていたのは意外。
ちゃんとしてる!
請求額も高くなく。
これで意思伝達がスムーズにできればありがたいのですが、そうはいきません。だから●ラシアンみたいな営業会社があるんでしょうね。
A市には物件を7戸所有しているので、依頼できる水道屋さんが見つかって良かったです。