内向型のわたしに向いていた戸建不動産投資

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「内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」(スーザン・ケイン著)という本があります。

これを読んで「わたしは内向型だ!」と確信しました。


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わたしの特徴は、

  • 人に話しかけるのが苦手
  • 人に頼むより自分でやってしまうタイプ
  • 人に指示するのも指示されるのも嫌い
  • 黙々と集中して作業ができる
  • 忖度なんて無理

・・・よくサラリーマンやってるな・・・

 

株式やFXと異なり不動産投資は事業の面を持ち合わせています。

そのため数多くの関係者と上手にコミュニケーションをとる必要があります。

内向型のわたしにとっては、コミュニケーションが負担。

でも、やりようによっては、コミュニケーションにかける労力を減らすことができます。

 

サラリーマン社会でよくあるような、こっちを立てればあちらが立たず、とかはわたしの低レベルな投資手法のなかではあんまりありません。

 

サラリーマンだと、

  • 上司が許してくれなくて譲歩できない
  • かといって相手も上司が許してくれなくて譲歩しない
  • どうやって落とし所を探るんだ? 
  • あっちに根回ししてから会議しよう
  • いやいやxx部の組織長にも話をしておかないと
  • OBにも話をしておかないと
  • あの人がやったことを否定しないで覆すにはどうすればいい?

みたいなことがよくあるじゃないですか。

 

不動産投資なら自分が譲歩すれば、つまりお金で解決すればたいていのことは解決できます。

あるいは、譲歩しない、交渉決裂、でも構いません。

とにかく自分が決定権をもっているんですから

全て自分が責任を負います。

 

買うとき

投資物件を扱う売買仲介業者は、普段から富裕層やキャッシュリッチな人たちと接していますから、普通のサラリーマン投資家なんてゴミみたいなものです。高属性のサラリーマン投資家は別かも。属性で大きな融資を引っ張れますから。

良い物件情報、川上情報を手に入れるためには、売買仲介業者さんを接待しましょうとか、定期的に会いましょうとか、忖度しましょうとかいうノウハウを発信している投資家さんもいらっしゃいますが、内向型のわたしはそんなのゴメンです。

 

一方、戸建を扱う売買仲介業者は、普段は一般消費者を相手にしていますから物腰が丁寧です。

一般消費者は自分が住みますから、あーでもないこーでもないと、選別する目が厳しいです。

投資家なら自分が住むわけではないですから、投資の数字が合えば細かい点を気にせず買うので決断が早くて良いお客様。投資家は指値が厳しいというデメリットがありますが、さっさと決めてくれるので手間はかかりません。

そのメリットを存分に生かすために、買うときは細かいところを気にせず、おおらかな気持ちで接しています。

 

運営するとき

戸建は市場に出ている売り物件が多いですから、同じエリアに集中して買うことができます。

そうすれば賃貸仲介業者、リフォーム業者、管理会社、金融機関も同じところを使うことができて、常に新しい業者を探さなければならないという、内向型に不得意なことをしなくてすみます。

最初の一回は勇気を出しましょう(^^)

 

エリアを限定すれば自主管理できます。

自主管理すれば、関係者がひとつ減ります。管理会社が思うように動いてくれない、なんて悩むことがなくなります。

リフォームはDIY。黙々と一人で作業するのは内向的には向いています。馴染みのリフォーム業者さんができれば、毎回そこに発注します。

 

中古戸建でそこそこ高利回りの物件であれば、メガ大家と呼ばれるほどに規模を拡大しなくてもサラリーマンリタイアできます。たぶんね。わたしはマダだけど。

RC低利回り長期融資で利幅の小さい投資をすると、戸数の割に得られるキャッシュが少なくなります。そうなると管理会社やリフォーム会社とのやりとりも多くなって、コミュニケーションが増えます。

 

法人化はどうしようか?

法人を作らなければ税理士もいりません。自分で黙々とクラウド会計ソフトを使って経理と確定申告ができます。法人を作ってもがんばれば自分で決算できます。

運営する戸数を少なく抑えることがコミュニケーションを少なくします。

DIYでできる割合も増えます。

 

法人を作って人を雇って多くの戸数を運営するのも、それが好きなら目指せばいい。

好きじゃないならカリスマ大家さんがやっているからって真似しちゃダメ。自分がやりたいこと、自分が得意なことをやるのが勝ちパターン。

とはいえ、さすがに規模が大きくなったら節税のために法人化は必要ですね。

 

区分マンションより戸建?

区分マンションは管理組合があります。たいてい管理組合から委託された管理会社があります。

戸建なら管理組合と管理会社という関係者がいませんから、コミュニケーションが減ります。

まあ、わたしも区分を1戸持っていますが、管理組合や管理会社とコミュニケーションをとる機会なんてほとんどないですけどね。管理組合の役員にはならないようにしてますから。

むしろ戸建だと隣近所の住人とコミュニケーションが発生します。購入後の挨拶とか入居者に関するクレームとか。多くないですけど。負担感はないです。

 

それでも管理は委託したい

自主管理すれば管理会社とコミュニケーションを取らなくてよくなりますが、代わりに入居者とコミュニケーションをとる必要がでてきます。突発的に設備が故障したときは早急に工事業者を手配しなければなりません。

そう考えると管理は委託したい。

不動産投資の良いところは、業務の大部分を外注できることですから。

管理がうまく委託できると、最大のお客様である入居者とコミュニケーションをとる必要がなくなります。

 

入居者以外の関係者にとって自分は「お客様」です。

管理会社にとって大家は管理費を払ってくれるお客様。

売買仲介業者にとって投資家は仲介手数料を払ってくれるお客様。

金融機関にとって借り手は金利を払ってくれるお客様。

リフォーム業者にとって大家は修繕を発注してくれるお客様。

 

内向型で慎重なわたしにとっては周りがお客様扱いしてくれるので落ち着いて仕事ができます。

もちろん、お客様だと思ってふんぞり返ってはいけません。腰を低くして周りに感謝します。ほんとにありがたいですから。

 

 

なんだか生きにくいと感じている内向型のみなさん、不動産投資で人生の選択肢を増やしませんか?? 

サラリーマンをリタイアできるかもしれませんよ。

わたしはマダですけど^^;;

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ABOUTこの記事をかいた人

IT系サラリーマンのかたわら埼玉県、栃木県、神奈川県で大家をしています。 投資対象は、中古戸建、中古/新築アパートなど40戸。 せっかく目標キャッシュフローと純資産を達成したもののサラリーマンを辞める踏ん切りがつきません。これが現実。