お盆休みが明けて本業(サラリーマンSE)が忙しくなってきました。
さて、本書は不動産投資の先駆者ともいえる、藤山さんの著書です。
藤山さんが2003年に出版した「サラリーマンでも「大家さん」になれる46の秘訣」を読んで、競売不動産を落札したときから、私の不動産賃貸業は始まりました。
当時、不動産投資の本は少なく、この本をバイブルに競売に参加したところ、なんと、最初の入札で区分マンションを落札できてしまいました。
ビギナーズラック!
今振り返ると「無謀じゃない?」と思うほど。
まさに私にとっては、心の師匠、であります。
そんな藤山さんの最近の書籍が本書ですが、大家さんをある程度経験した方向けの内容です。
「ああー、そんなことあるある」
と感じる事が多々あります。
この本のなかで、一番共感したフレーズは
「大家さんは隠れキリシタン」
私も、そんなことを感じた経験があります。
・職場の中国株好きの人に、不動産投資をカミングアウトしたが、どうも話がはずまなかった。
・古い友人に話しても話に乗ってこなかった。
それ以来、ずっと誰にも言わず投資を続けております。
それは、孤独。
隠れキリシタン、という言葉がぴったりです。
こんな共感出来るフレーズが満載の本です。藤山さんの文体は読んでいて楽しいんですよね。あっというまに読み終わってしまいます。